コンフォートゾーンは快適な空間という意味で、心理学的にはストレスや不安がなく落ち着いた精神状態でいられる【場】のことです。
コンフォートゾーンから出るということは、自分が経験したことのないことや、自分よりも少しハイレベルなことが要求される【場】です。
コンフォートゾーンから出た【場】をラーニングゾーンと言い、「学びの領域」になります。
事業においては、僕はこのコンフォートゾーンから出ることに抵抗がなく新しい取り組みやチャレンジが楽しいのですが、
お客様でもなかなか今の業態を変えることに抵抗ある人が多いと感じています。
人によってコンフォートゾーンを出る抵抗感は違うとは思うのですが、どうしたら出やすいのかを考えていました。
まずはコンフォートゾーンからストレスなく出れる仕事について考えると
1️⃣自分がコンフォートゾーンにいると感じる時は
日常の処理を超えない仕事をしている時
2️⃣そこにいることで得られるもの
知っているという安心がある。知っている範囲では「できる人」でいられる
3️⃣何が留まらせ続けるのか
知らないことへの恐怖・がっかりされたくない
4️⃣どうすればコンフォートゾーンから離れることができるのか
あきらめる・相手からのこう見えるという自分で作った自分のイメージを気にしない
5️⃣最初の一歩は何だろう?
メリットとデメリットを考える
次にコンフォートゾーンから出ることに抵抗感が高いこと(人が集まる場に行くこと)について考えてみると
1️⃣自分がコンフォートゾーンにいると感じる時は
【会(多くの人が集まる場)】に出たくない時
2️⃣そこにいることで得られるもの
不安なことをしなくていいという安心感
3️⃣何が留まらせ続けるのか
人付き合いが下手という自分と向き合わなくていい・気まずい雰囲気を味わいたくない
4️⃣どうすればコンフォートゾーンから離れることができるのか
離れるメリットがあれば【会】に出れるかも
5️⃣最初の一歩は何だろう?
慣れ
人の集まりに出ることが苦手なのですが、以前青年会議所に所属していた時は役を受けていたこともあり、集まりに出ることに「慣れ」ていたのでストレスはほとんどありませんでした。
コンフォートゾーンが広がっていた状態だったのかもしれません。
青年会議所を卒業したことと、コロナがあったことでめっきり人が集まる【場】にいかなくなり、出ないことに慣れたので集まる【場】に出ることに抵抗を感じるように戻りました。
慣れも必要な要素かもしれないです。
苦手なことでもコンフォートゾーンから離れるために必要な要素は何でしょう?
きっかけ、目的、こうなるという欲
がいるような気がします。
このコンフォートゾーンを考える研修でディスカッションした方で不登校の生徒と向き合ってる方がいました。
不登校の生徒さんだと、このメリットで動き出すのはエネルギーいるので難しいことかもしれません。
「えい!」でコンフォートゾーン出れない人はどうしたらいいんでしょう?
1番ハードルが低くなる要素を考えたら、
「やめてもいい」が思いつきました。
最近、トライアスロンに誘われまして
トライアスロンを始めるってめちゃくちゃハードル高くないですか?
どーしよーかなーと悩みました。
好きな人からのお誘いだったということと、誘ってくれた人に恩があるので、やってみようかなぁと思ったりもしたのですが、
トライアスロンって、、、ってなってました。
悩んだ挙句、今水泳習いに行ってるんですけど、
最初の一歩踏み出せた時と、習いに行く時に思うのは、
「いつでも辞めていい」です(^^)
「トライアスロン完走する!」で始めると、ものすごい勇気要りますが、「いつでも辞められる」で行くと(まだ)気軽に行動することができてます。
みなさんはどうコンフォートゾーンから出てますか?