「みんなに好かれたい」と思えば思うほど、かえって「誰にも好かれない」
AさんにもBさんにもCさんにもDさんにも好かれようとすると、
Aさんに見せる自分、😊
Bさんに見せる自分、😆
Cさんに見せる自分、😋
Dさんに見せる自分、😏
それぞれがバラバラになってしまう。
それが酷くなると、自分が何者で何がしたいのかわからなくなる。
自分で自分が何者なのかわからないのに、誰かに「好き」と言われても
「私の何を好きになったの??」
と疑ってしまう。
そして、「それは本当の私の魅力じゃない」と感じてしまう。
「自分が!自分が!」と自己主張ばかりするのも良くないけれど、
他人の顔色ばかりにとらわれて生きるのも良くない。
たとえば、ラーメン屋さんで考えてみよう。
Aさんに「味が薄い」と言われて濃くし、
Bさんに「味が濃すぎる」と言われて薄くし、
Cさんに「味噌ラーメンが食べたい」と言われてメニューに追加し、
Dさんに「カレーが食べたい」と言われてカレーまで出し始める。
そうやって言われるままに応じているうちに、
「結局ここは何屋さんなんだ?」という状態になってしまう。
これは極端な例ですが、
「人に好かれたい一心で偏りすぎると、自分が本当に大事にしたかったものを見失うよ」
という話。
誰だって「人に好かれたい」という気持ちはある。僕だってそう。
でも、好かれようと必死になりすぎると、自分が見えなくなってしまうかもしれないですね