お客様は神様ではない、だからこそ大切にできる

今日は、少し繊細なテーマのお話です。

お客様にとって得になることのお手伝いをしました。
その結果、用意する書類が追加で増えてしまったことでお客様から少しお叱りがありました。

お客様のためにスタッフは一生懸命動いてるのに、それが伝わっていなくて、
さらに
「なんでうちがそんなめんどくさいことやらなあかんねん!」
「説明しに来い」
と言われてました。

その電話を横で聞いていたのですが、だんだん嫌な気持ちになってきました。

対等に見てもらえていない気がして、残念な気持ちになりました。

■ お金の関係ではなく、人と人としての関係でいたい

もちろん、お客様は大切な存在です。
お金をいただいている以上、責任もあります。

その上で僕が大切にしたいのは
立場の上下ではなく“人としての対等さ”です。

尊敬によって生まれる上下関係は良いことだと思うのですが、
立場というか、位というか、、、言葉にするのは難しいのですが、アイデンティティまで下に見られるような上下関係はつくりたくないなぁと思います。

電話を切ったあと、ため息をつくスタッフを見て、
これは守ってあげないと!
と思いました。

そのスタッフに
「顧問契約断りましょうか?僕電話しますよ?」
「お客様のためになるように一生懸命動いてるのに、わかってもらえないどころか、文句言われるとか、僕はイヤです」
って言うたら

そのスタッフに
「それでも私のお客様です」
って言われちゃいました。

■ 大切なものを思い出させてもらった

結局、そのスタッフは一人で説明しに行って円満に話し合って帰ってきました。

スタッフに助けられました。
あのままだと、
僕の“勝手な被害妄想”で大切なお客様に不信感をぶつけるところでした。
危なかった…。

スタッフのおかげで、
僕自身が過剰反応してしまって、見失いかけていた“お客様との向き合い方”を取り戻せた気がします。

■ 今日の気づき

お客様は神様ではありません。
でも、大切な存在です。

神様のように“絶対的に上”という関係ではなく、
人と人として敬意を持ち合える関係をつくりたい。

そのために必要なのは、
“その瞬間どう思ったか”
とか
“その瞬間にどう思われているか(誤解さてれるか)”
に左右されずに、
「伝え合う」ことを諦めない姿勢なのだと思いました。

そして何より、
うちのスタッフは本当に誇らしい。
僕が守るつもりでいたのに、
今日は逆に守ってもらいました。
ありがとう

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