業績が厳しい会社や、問題が起こりやすい会社ほど間接時間が少なく、直接時間を大事にしていると体感で思います。
業績の悪い会社さんに
「このままだと厳しいので何か新しいことをしましょう」と提案すると、
「新しいことを増やす時間はない(忙しい)」と言われることが多く、そういう時に
「忙しいことを減らしませんか?無駄なことや利益率の低いことを考えませんか?」と提案すると、だいたい
「今は忙しいからそんな時間はない」と返されます。
業績悪い会社さんあるあるだと思っています。
目の前の仕事だけにとらわれると、こうなりやすいのかなぁと思います。
⭐︎⭐︎⭐︎⭐︎⭐︎⭐︎⭐︎言葉の前提⭐︎⭐︎⭐︎⭐︎⭐︎⭐︎⭐︎
直接時間:直接的に売上につながる時間
間接時間:朝礼や会議などの直接売上にはつながらない時間
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昔、自社で朝礼を始める時に大反対されました。
イヤイヤ朝礼に参加するスタッフさんからは「こんな時間あったら仕事したいんですけど」とも言われました。
そんな状況でする朝礼はスタッフさんたちは聞く耳を持ってくれていなかったので、意味がないどころか、言われる通り仕事する方がマシだったと思います。
朝礼する側も、聞いてくれていないことが伝わっていたのですごいストレスがありました。
会社に行きたくないと何度も思いました。
それでも朝礼を続けたのは、無理矢理でも間接時間を作っていかないと変わることができないと思ったからです。
直接時間を変えるためには間接時間が要ると思います。直接売上につながる仕事だけしていて変化することは難しいと思います。
変化することを考えたり、変わるために必要な準備をしたり、変わりたいということを共有したりする時間は直接時間にすることは難しいです。
僕は情報を共有するだけではなく、目的や想いも共有して、できれば感情も共有できたら間接時間からは創造性が生まれると思います。
昔の僕の失敗のように反対をおしきって間接時間をとればいいというものではなく、なぜ必要なのかを理解してもらった上で協力してもらうことが大事だったんだろうなと思います。
有意義な間接時間としては、朝礼、会議、3Sがオススメです。