今朝の朝礼では横田英毅さんの人材育成論
『してみせず、やって聞かせず、ほめなければ、叱りもしない』
について話し合いました。
山本五十六さんの
『やってみせ、言って聞かせてさせてみて、褒めてやらねば人は動かじ
話し合い、耳を傾けて承認し、任せてやらねば人は育たず
やっている、姿を感謝で見守って、信頼せねば人は実らず』
を進化させた育成論だと思っています。
横田さんに聞いたところ、
作業はしっかり教えて、仕事は教えないそうです。
スタッフさんからは、
「これだと何をしていいかわからない」
にどうやって動いたらいいんだろうってなりそう」
「育てる気がないように伝わる」
といった意見がありました。
現地を見ずに言葉だけ捉えると、そういう解釈になるかもしれないなぁと思いました。
横田さんの育成論は教える側や、経営側から考えると、すごく怖いことです。
朝礼でスタッフさんから意見あったように
やる気をなくす可能性もあるし、
お客様から苦情がくる可能性もあります。
そういう問題が起こる可能性がありながらも、人が育つ可能性を信じて、人を育てることを大事にすることができてるんやろうなぁと、僕は思っています。
教えられてうまくいくより、自分で考えてうまくいかない方が、何倍も学ぶことは多いですよね。たぶん
ゴールドラットさんの言葉で、
「学ぶことの最大の障害は答えを教えることではないか?それは自分で答えを見つける機会を永久に奪ってしまうからである。自分で考えて答えを見つけ出すのが人が学ぶための唯一の方法だと私は信じている。
人が考えるようになるためには、命令形の『!』よりも、疑問形の『?』の方がよっぽどいい」
を思い出しました。
人の可能性を信じるってことを改めて考えることになった朝礼でした。
コメント