何かを始める時や、変化をおこす時に100%を目指すと何もできない沼にはまります。
10年ほど前に母から会社を引き継いだ頃の話です。
その頃はお客様が事務所に来られたら、そのお客様を担当している人だけが挨拶して対応していました。
他のスタッフさんたちは挨拶をせず、カタカタ作業を続けていました。
その状況を変えたくて
「お客様が来られたらみんなで立って挨拶しよう」と提案したことがあります。
もちろん大反対に合いました。
話し合った結果、座ったままでいいからお客様の顔を見て、元気な声で「いらっしゃいませ」と言おうということになりました。
ここまでは良いことのような気がしませんか?
お客様の方を向いて元気な声で挨拶していると、あるお客様から
「みんなに見られたら入りにくい、挨拶もしなくていい」という意見がありました。
この意見を聞いたスタッフさんから、「やっぱり挨拶やめましょう」という提案もありました。
この意見、みなさんならどうしますか?
僕は、この意見は無視しました。
僕が作りたい事務所とお客様の関係ではないと思ったからです。
そのお客様は解約になりましたが、それでよかったと思っています。
何か変化するときに、反対意見は必ずあります。
例えば、飲食店でメニューを変える時
あまり頼まれないメニューでも「このメニューを楽しみにしている人がいる」とかを気にするとメニュー変更するたびにメニューは増えていくことになります。
結果、メニューは増え、在庫も増えて業務が煩雑になってしまいます。廃棄も増えるので業績にも影響します。
そうなることを恐れちゃうと、メニューは変えられないことになり、もしかしたら大人気になるメニューが生まれなかったり、新たなファンの獲得ができなくなる可能性があります。
【挨拶をする】
というだけでも反対意見はきます。
反対意見は無視すればいいと言いたいわけではなく、
反対意見はあるかもしれないけど、喜ばれることが増える
といった中庸(ちょうどいいところ)で変化するって意識したらいいなぁと思っています。
何か変化するときは、必ずマイナスもついてきます。マイナスは消そうとしても出ます。
どうマイナス面と向き合うか、だと思います。