【人の可能性を広げるワーク】 取り戻しワークをスタッフさんたちと受講した時に
ナーディアが「この中で自分は良くない母親だと思う人は手をあげてください」と問いかけた時に、母親をしたことあるスタッフ全員の手が挙がりました。
完璧な母親なんていないんですね。
僕の母はとても優秀で、勉強もできるし、人にも好かれる。
これは良いことのように見えますが、息子からすると母と比較して自分ができないことがわかってしまうし、人に好かれる母を見て劣等感があります。
母は人付き合いもいいので、僕が小学生くらいの時に自治会とか人の集まる場に行くと、いろんな人に話しかけていたり、率先して行動して用意したり、片付けしたりしてました。
良いことに見えますよね。
でも、僕はその間ずっと放ったらかされていたので親の近くにいれる他の子が羨ましい時がありました。
他の人からみたら良い母親でも、子供の僕からすると良くない。
そんは母にも不得意なことがあって、
料理が下手です。
母の手料理は美味しくないので、僕にとっては良くないことかもしれませんが、
そのおかげで僕は晩御飯は何品以上とかいうこだわりもないし、クオリティも求めないので、奥さんは楽やと思います。
何が良くて、何が悪いかは、一面だけではないんですよね。
Aさんからは良いと思われることでも、Bさんからは良く思われないこともあります。
なんでも良い、悪い、の面で見ては一方的な見方になっちゃうんやろうなと思います。
誰かの意見も、一面から見ただけのものかもしれないので、それを意識しすぎるのも自分から離れる気がします。
【良い・悪い】という判断基準から離れることも大事かもしれません。
中庸とは、かたよることなく調和がとれていること
アリストテレスの倫理学では、中庸は徳の中心になる概念のことで、徳は中間(中庸)を発見して選ぶことにあるとしたそうです。
「こうでなければならない」ってことはないかも