社員をパートナーにしたいなら、まず隠すのをやめよう

誤解されたくないから隠す(見せない)か
誤解されたくないから見せるのか

先日あすなろでは給料を公開しているというブログを書きました。

あすなろでは給料だけじゃなく会計情報も公開しています。

正確に言うと「公開している」というより
誰でも、どの情報でも知ることができる状態にしています。

もちろん、僕の交際費も見れます。
会社が借りているお金の返済計画も見れます。
どれだけ利益が出ているのかも見れますし、
研修に年間いくら使っているのかも知ることができます。

先輩の給料も、同僚の給料も知れます。

一部の情報をオープンにするのではなく、
ディスクローズ(隠し事がない状態)にする。
がいいと思っています。

―――

給料や、経費の使い道、会社の利益を
スタッフさんが知ることができない会社が多いです。

みんなそれが普通と思ってる

なぜ隠すのでしょうか?
よく聞く理由はだいたい
・給料を見せたら、不公平だと言われたら困る
・経費を見せたら、社長の私的っぽい支出を突っ込まれそう
・利益が多いと「給料上げて」と言われそう
・利益が少ないと、不安にさせてしまいそう
要するに、
誤解されたくないから隠している。

でも
誤解されたくないから隠す(見せない)はうまくいくでしょうか?
くさいものにふたをしているだけな気がします。

――—
給料の不公平は、
声に出されていなくても、だいたい気づかれています。
社長の私的っぽい経費も、
なんとなく察されています。
利益が出ているかどうかも、
数字は知らなくても、だいたいわかります。
赤字のときは社長の機嫌が悪くなる。
利益が出たら車を買い替える。
社長の行動を見て、
スタッフはちゃんと見ています。
――—

昔修業させてもらっていた会計事務所での話です
その事務所の所長先生はよく「お金がない」とぼやいていました。

でもスタッフは
「所長がレクサス乗ってるからお金ないんやろ、新車で事故して買い替えたらしいで」とか
「ここの家賃が高すぎるからお金ないんや」とか
「どうせ売上あがっても自分の懐に入るだけやろ」とコソコソ話していました。

本当のお金事情は知りませんが、少なくとも所長の「お金ない」という相談は
スタッフたちの「やる気」にはつながっていませんでした。

――—

もし、従業員さんに会社を一緒に作っていくパートナーにしたいなら、
隠さない方が一緒に考えることができる

「自分のため」が
「仲間のため」になって、
「会社のため」につながる
ような社風にするには、「隠す」という障害はない方がいい気がします

――—

もちろん、隠さない方が問題は多くなります。
でもそれは、
新しい問題が増えたわけじゃない。

隠さないことで起こる問題は、
元々ある問題が見えるようになっているだけなんです。

誤解されたくないから隠した結果は、耳に痛いことを「直接言われていない」だけ
かもしれません。

#税理士はもっと経営のパートナーになれる

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