対立を恐れる組織は、静かに壊れる

対話すれば、対立することもあります。

でも、争いにはなりません。

ここで言う「争い」とは、

距離を取って離れていくこと、

関わりを断つこと、

無視したり、陰で悪口を言い合ったりすること、です。

表では揉めていないように見えて、

水面下で関係が壊れていく。

僕は、こっちの方がよっぽどしんどいと思っています。

今年から、

スタッフさん一人ひとりとしっかり対話する時間をつくろうと覚悟を決めました。

先日、大阪事務所の全員と一対一で話す時間を設けました。

その中で、のぶちゃんと話した時のことです。

最初に、なぜこの時間をつくりたいのかを伝えました。

「しっかり対立できるように、向き合う時間をつくりたい」

そう伝えました。

すると、のぶちゃんから返ってきた言葉はこうでした。

「毛満ちゃんは、対立したいように見えます。

無理に対立するなら、俺は嫌です。」

なるほど。

対立って、そういうふうにも受け取られるんやな、と思いました。

僕が考えていた「対立」は、

言い負かすことでも、勝ち負けでもありません。

対立を恐れて、対話すらしないことを避けたい、

という意味でした。

でも、

「対立しないと争いになる」

とだけ言うと、

「争いを起こしたい人」に見える。

伝えるって、本当に難しい。

同調する時は簡単です。

違う意見を伝える時は、勇気がいります。

仲間への不満を言葉にするのは、

相手を信じていないとできません。

でも、

伝えていかないと、

“想いを伝え合えうことができる“

信頼でつながる関係は生まれない。

飲食店向けに毎月勉強会をしていた時の話です。

参加者は、ほとんどがうちのお客様。

勉強が得意な人ばかりではありません。

「来てよかった」とは言ってくれる。

でも、リマインドしないと出席率は下がる。

まあ、よくある話です。

その勉強会は、

スタッフそれぞれが担当しているお客様向けのものでしたので、

僕は「お客様を勉強会に誘うというリマインドは、僕が指示するもの」だとは思っていませんでした。

でも、それを不満に思ったスタッフさんは、ある時

何も言わずに、リマインドをしないという行動を選びました。

その月の勉強会の参加者は、2名。

リマインドしなかったスタッフさんたちは、笑っていました。

僕は、とても嫌な気持ちになりました。

そして、その日で勉強会をやめました。

これは、対立を恐れて不満を伝えなかったことで起きた争いです。

スタッフさんの本音は、たぶんこうです。

「リマインドしてと指示してください」

「何でもしてくれると甘えないでください」

それが、対話のタネでした。

でも、それを伝えずに、

「言われてないから、やらなくていい」

という行動に出た。

結果、

来てくれたお客様も、僕も困った。

〜〜もしその時、対話ができていたら。〜〜

「指示してください」と言われたら、

僕は反論していたと思います。

「これは僕のための勉強会なん?」

「あなたの担当のお客様のためじゃないの?」

「甘えないで」と言われたら、

こう返していたと思います。

「誰が甘えてるんやろ?」って。

対立です。

でも、この対立ができていたら、

お客様との関係づくりについて話せたし、

誰も嫌な思いをしなくて済んだ。

〜〜対立しないから、争いになる。〜〜

これは、僕の実感です。

もうあんな思いはしたくない

今でも思い出すと苦しくなります。

スタッフさんを疑ったり、憎むような傷つき方はしたくない。

なので、

対立を恐れずに対話していく。

という覚悟を決めました。

この件についても、その当事者のスタッフさんたちと対話しました。

「僕はいじめられたと感じたよ」

と伝えることができました。

対話できたので、

やっとこのブログに書くメンタルになれました。

対立は、壊すためのものじゃない。

関係を続けるためのものだと、僕は思っています。

小さいストレスが増えることはわかっています。

それでも、逃げるよりは向き合いたい。

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