〜衝突が「関係の土台」になることがある〜
青年会議所で委員長をしていた頃の話です。
当時、上司にあたる人と、全然ウマが合いませんでした。
今思い返しても、価値観もコミュニケーションも真逆。
僕は「理由」や「背景」を知りたいタイプ。
でもその人は、決まりごとをそのまま受け入れるタイプ
上司:「それはダメ」
僕:「なんでですか?」
上司:「ダメなもんはダメ」
みたいな感じで、根拠の説明がない。
僕からすると理解のしようがなくて改善点がわからない。
改善点がわからないと、次の動き方が考えにくい。
コミュニケーションがしんどかったです。
しかも、和歌山青年会議所では、
僕のいないところで企画のチェックがはいる組織でした。
僕の企画を説明するのはその上司で、
企画に対する質問にも答えてもらわないといけない
でもその上司は、気持ちは熱いのに
論理的な説明が苦手なタイプ。
質問にうまく答えられず、
結果として
毎回必要以上に修正させられる。
が何度も起きました。
僕からすると、
「なんでそんなことが修正になんねん」
「しっかり答えれてないからやん」
となって、喧嘩ばかりしてました。
2回目に会った時点でもう揉めて、
そこから8ヶ月以上、ずっと喧嘩していました。
仲良く話したことはなく、
それでもやることはたくさんあるから週に3回は電話しないといけない。
電話するたびにモメる。
半年超えたくらいから、その人からの着信を見るだけで吐き気がしてくるようになりました。
8ヶ月を超えたくらいで、ふと、
「あれ?この人はずっとケンカしてるのに、離れていかないぞ?」
と気づきました。
世の中には、気に入らないことがあると
すぐ距離を取っていく人もいます。
でもこの人は、
週3回以上揉めても、逃げない。
投げない。
僕と向き合うことをやめない。
それに気づいた瞬間、見方が変わりました
「この人、すごいな」
「嫌いとか好きとか以前に、向き合い続けてくれる人なんやな」
と、そこから信頼が育ち始めました。
■ 好きじゃないけど、信頼している
今では仲が良くて、たまにご飯に行って飲みに行ったりもします。
…とはいえ、飲んでても
「やっぱり合わへんな〜」
と思いながら帰ることもあります(笑)
それでも、また行こうかなと思える。
これって、
好きだから一緒にいるじゃなくて、
信頼してるから一緒にいられる
ということなんやと思います。
〜衝突は「悪」じゃなくて、関係を育てる材料になる〜
好きな人じゃなくても、信頼できる関係はつくれるなぁという体験させてもらいました。
あなたの周りには、「好きじゃないけど信頼できる人」…いますか?


