めんどくさいことを、しっかりやるという価値

堀本が、あるお客様の決算で
「在庫をちゃんと確認していきましょう」
という提案をしたと教えてくれました。

在庫確認。
正直、めんどくさいですよね。
直接売上につながる仕事でもないから、おそろかになりがち

でも、実はすごく大事なところでもあります。

税理士業界あるあるかもしれませんが、
「在庫どのくらいありますか?」
と社長に聞くと
「最後に仕入れた分くらいしか残ってないで」
とか、もっと雑になると
「先生てきとうにあげといてよ」
なんて、言われることもあります。

今回のお客様も
、「前の税理士さんが適当にやってくれてたから、同じくらいでいいよ。
あんまり変わってないと思うし」
と言われたそうです。

それでも堀本は、
「ちゃんと数えましょう、大事なことです」
とめんどくさがる社長を説得して実際に在庫の棚卸しをしてもらったら、、、
量的には、去年と同じくらいでも、社長が思っていた金額の3倍はあったことが判明したそうです。

商品は注文したら2〜3日で届くそうです。
それなのになぜ在庫が多かったのかというと、
・安い時にたくさん買っているから
・まとめ買いしたら割引があるから
というよくある理由だったそうです。

過剰在庫のデメリットは
・消費期限が過ぎる🟰お金を捨ててることと同じ
・資金が寝る(潤沢に資金がない会社の場合は、事業判断にも影響を与える)

例えば、
資金に余裕がない会社さんで、『まとめ買いする方が安くなるから』とたくさん購入するとします。

すると、
・たくさん購入すると資金繰りがきびしくなる

・在庫はお金ではないから、在庫を多くしていると、必要な費用が出てきた時に使えるお金がないというリスクもありえる

・売らないと資金が回らないから安売りしてでも売る(まとめ買いの差額より値引きしたら最悪)

一度安く売ると、
「次もその値段でしょ?」
と思われる可能性もあります。

安く仕入れたつもりが、
経営判断の幅を狭めてしまうこともある

堀本は、
「適正在庫がどのくらいなのかを一緒に考えていきましょう」と提案してきたそうです。

適正在庫は、
業種だけで決まるものではありません。

・仕入れ先との関係
・お客様の傾向
 (すぐ欲しい人が多いのか/前もって注文してくれる人が多いのか)
・商品のラインナップ

会社ごとに、答えは違います。

めんどくさがる社長に、
在庫の大切さをきちんと伝え、
その会社に合った適正在庫を一緒に探す。

堀本はええ仕事したなぁと思いました。

この話を聞いて、北野がこんな話をしてくれました。

「僕の担当先でも棚卸ししてくれない先があって、8年間毎年言い続けてます。

売れないし、返品もできないという“不良在庫”は気にしてくれるようになってくれたのですが、
まだ棚卸しはめんどくさがられてます。

毎年、在庫は去年と同じやって言われるんです。
でも
『今年は仕入れ価格が値上がりしてるから在庫はお金にするといくらか知りたくないですか?』

と言うと、少し気にしてくれてたので、
今年は棚卸ししてくれたらいいな〜」
と気の長いことを言うてました。

それだけ長い時間軸でお客様と向き合い続けることができる北野はすごいなと思いました。
僕にはできない

在庫を数えるのは、めんどくさい。
でも、
めんどくさいところにこそ、経営のヒントが転がっているかも

#税理士はもっと経営のパートナーになれる

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