先週末、108回目になる会議でした。
3ヶ月に1回の和歌山事務所と大阪事務所の合同会議でした。
今回の会議は、
「この仕事をやっていてよかったな」
と、何度も感じる時間でした。
■ 解約なのに、感謝で終われる関係
特に印象に残ったのは、
矢里さんから共有してもらったお客様とのお話です。
親会社との関係など、さまざまな事情が重なり、今回、顧問契約を解約することになったお客様がいました。
かなり親身に付き合ってきたお客様で、矢里さんも、担当ののぶちゃんも思い入れのあるお客様です。
事務所まで来て挨拶してくれたそうで、
「会った時に握手を求めてくれて
お互いに感謝と熱い想いを伝え合っているうちに涙が出た。」
という話を矢里さんから聞きました。
「解約になったけど、すごく嬉しくなった」
と伝えてくれました。
離れる時に、お互い泣いて感謝できる関係になれるってすごいなと思いました。
税理士事務所の仕事は、ここまでできるんや!と可能性を教えてもらいました。
■ “求められる仕事”が増えるということ
もう一つ、嬉しかったことがあります。
会議の締めの時に大阪事務所の田近さんが話してくれたことです。
今までは経理して、会計報告をして、申告書を作る。という税理士事務所をいくつか経験してきました。
いわゆる「税理士事務所として不足のない仕事」はできます。
でも、あすなろに入ってみたら、
お客様との向き合い方で求められることが多くて戸惑ってるし、
今までの仕事以上に学ばないといけなくなっています。
それでも頑張ろうと思う。
と伝えてくれました。
嬉しかったです。
あすなろの仕事は、人と向き合う分、責任も増える。
お客様の会社が良くなったら一緒に喜べるし、悪くなったら一緒にしんどくなっちゃう。
でもそれが仕事の楽しさになる。
そのことを、現場で感じてくれているのが嬉しかったです。
■ 仕事のあとに、ちゃんと笑える時間がある
会議のあとの忘年会は
みんなでわいわい話して、たくさん笑って、
とても楽しい時間でした。
こうして振り返ると、
税理士の仕事の魅力は、
・数字の先に「人」がいること
・解約になったとしても、感謝で終われる関係をつくれること
・学ぶこと、経験することが周囲の役に立つこと
なんやろな、と今回の会議で思いました。
108回目の会議。
またひとつ、この仕事が好きになりました。


